20150408023jc仙台朝市の魅力を満載したフリーペーパー「仙台朝市通信」

仙台の台所として知られる仙台市青葉区の仙台朝市の魅力をPRする季刊のフリーペーパー「仙台朝市通信」が創刊された。多彩な生鮮食材を元気に売り込む朝市加盟店主らの表情や朝市の雰囲気を、温かみあふれる水彩画などを通して伝えている。旬の味覚やイベント情報も紹介し、朝市の楽しさを発信している。
 A4判で表紙も入れて8ページ。仙台の街並みを水彩画でPRする街おこし活動に取り組む「仙台マーチング委員会」が昨年12月に創刊した。各ページを彩る水彩画は、仙台を拠点に活動する画家土橋征史さん(63)が担当する。
 創刊号は、宮城県松島町が発祥の地とされる伝統野菜で、仙台朝市でも扱っている「仙台白菜」を特集した。
 生産農家の思いを受け止めて知名度アップに力を入れる朝市の青果店経営者らが、味の奥深さを熱く語っている。
 表紙には、仙台藩祖伊達政宗が食べた献立にまつわる挿話を連載する。「金華山沖のクジラ」「閖上(名取市)の赤貝」など藩制時代から続く食材の歴史を伝えていく。
 朝市で提供する旬の味覚の食べ方や、朝市で開かれる特売市の日程も紹介。冊子のあちこちを飾る水彩画が、記事をより味わい深いものに彩る。
 仙台マーチング委員会の佐藤克行代表は「朝市を実際に歩いて買い物したくなるような情報を発信し続けたい」と話す。全ページに仙台七夕の竹ざおを原料とした再生紙「竹紙」を使っているのも特徴だ。
 3月1日には春号を発行した。年4回発行予定。毎号約2000部をJR仙台駅の観光案内所や仙台朝市の各店に置く。連絡先は同委員会事務局022(262)4547。

河北新報-2015年04月08日水曜日