%e7%84%a1%e9%a1%8c3仙台市民の台所、仙台朝市(青葉区中央)の買い物客を対象にした東北学院大の柳井雅也教授(経済地理学)の調査で、市地下鉄東西線で訪れた人が全体の約2割を占め、2番目に多いことが分かった。新地下鉄開業で市東部、西部からのアクセスが向上し、集客増の可能性が出ている。
調査の設問は15問。このうち交通手段を尋ねた項目で、多い順に(1)乗用車28%(2)地下鉄東西線17%(3)自転車15%(4)地下鉄南北線14%(5)徒歩13%(6)バス7%-などとなった。買い物客の内訳は主婦が26%と最多で、飲食店経営者21%、サラリーマン15%、若者14%、外国人3%などと続いた。
柳井教授は、こうした利用状況を2月下旬に朝市事務所であった報告会で紹介。「東西線利用者が予想以上に多い。沿線に大型スーパーが少ないことが要因と考えられる」と指摘した。
仙台朝市の鮮度や品ぞろえに定評があることにも触れ「集客はもっと伸びる可能性がある」と語った。
報告会には朝市各店の経営者ら約20人が集まり、調査結果を基に活性化策を話し合った。「日曜営業を検討したい」「女性の視点を取り入れた戦略が必要」「朝市を観光地としてアピールしたらどうか」との声が次々に上がった。
仙台朝市商店街振興組合の入間田博理事長は「常連さんを大事にしながら、若い世代など新たな客層の開拓にも頑張りたい」と意気込む。
調査は昨年10月とことし2月の2回、柳井教授のゼミに所属する学生らが買い物客計219人から聞き取りして実施した。

河北新報-2016年03月29日火曜日