海・山・大地の美しい自然に恵まれた宮城には、多彩で豊富な農産物や水産物が育まれています。 仙台朝市では、「食材王国みやぎ」にも厳選されている、四季折々で旬な「みやぎの豊かな食材」を取り揃えております。

食材王国みやぎ
春
仙台いちご

仙台いちご


[1月〜4月頃]

宮城県内で生産されたオリジナル品種「もういっこ」と「とちおとめ」、 さらに2種を掛け合わせて誕生した「にこにこベリー」が主力ブランド。 甘みと酸味のバランスが良く、そのまま食べてもスイーツと組み合わせても絶品です! 「苺」は初夏の季語ですが、春に収穫の最盛期を迎え、この時期がまさに旬です。


ギンザケ

ギンザケ


[3月〜7月頃]

生産量が全国の約9割を占める宮城のギンザケ。 豊かな森と海の恵みで育ち、脂がのっているのが特徴で、ムニエル、マリネ、刺身に最適です。 また水揚げ後に鮮度を保つための処理が施されたギンザケは「みやぎサーモン」と呼ばれ、 新鮮で刺身で食べられる高鮮度・高品質のブランドサーモンです。

夏
仙台長なす

仙台長なす


[7月頃]

伊達政宗の家臣が博多から持ち帰ったのが起源とされる仙台伝統野菜。 400年以上の出歴史を持つと言われ、小ぶりで細長いのが特徴。 適度な歯ごたえを楽しむために通常のなすよりも短い生育期間で収穫します。 漬物が有名ですが、油との相性も良いため、揚げびたしや天ぷらにしてもおいしい夏野菜です。


ホヤ

ホヤ


[5月〜8月頃]

別名「海のパイナップル」とも呼ばれ、宮城の夏を代表する海産物。甘みとうまみが増す夏のホヤは絶品! 鮮度が命で、収穫したばかりのホヤの身を海水で洗って食べるのが最もおいしいといわれるほど。 刺身や酢の物はもちろん、最近では珍味加工品のほかピザや焼き物など新たなレパートリーが広がっています。

秋
ひがしもの

ひがしもの


[9月〜12月頃]

宮城に秋の訪れを告げるひがしもの。9月~12月に塩釜市魚市場に水揚げされた天然のメバチマグロのうち、 日本一の目利き人が鮮度、色つや、脂のり、旨みすべての条件をクリアしたと認めた希少なマグロで、 その数わずか100本に1本と言われています。 赤身の美しさ、甘さ、柔らかさなどどれをとっても逸品です!


金華サバ

金華サバ


[9月〜1月頃]

三陸沖の中でも豊かな漁場として知られる金華山沖でとれ、石巻港に水揚げされた大型のマサバのことで、 県内有数の水産都市・石巻を代表するブランド魚です。 厳しい目利きと厳正なブランド基準に守られており、漁獲量の少なさから幻のサバとも言われています。 〆サバ、寿司、塩焼き、味噌煮などで楽しめます。


仙台曲がりネギ

仙台曲がりネギ


[10月〜2月頃]

仙台市宮城野区が主な栽培地で、別名「余目ねぎ」としても親しまれる仙台伝統野菜。 地上近くまで湧く地下水によって根腐れを起こさないために、栽培途中で一度ねぎを抜き、 土の上に寝かせるように斜めに植え直す「やとい」という方法で栽培されています。 生産者の努力と知恵が育んだ、寒い季節に欠かせない野菜です。

冬
なめたがれい

なめたがれい


[12月頃]

仙台の「年取り魚」として大晦日やお正月のご馳走として食卓を華やかに彩ります。 漢字で「家例」をあてることや、冬にたくさんの卵を持つことから、 家や伝統を守り子孫繫栄の縁起物として大切にされてきました。 優しい甘さの煮つけは、子どもから年齢を重ねた方まで世代を超えて愛されるお正月料理です。


牡蠣

牡蠣


[10月〜3月頃]

生で良し!焼いて良し!鍋に良し!三陸の豊かな海が育んだ宮城の牡蠣は冬が旬。 「海のミルク」とも呼ばれるようにビタミン類やミネラルに加え、亜鉛も豊富に含んだ栄養価の高さも大きな魅力。 新鮮な牡蠣がお店に並ぶ頃、どんなふうに食べようか考ながら買い物を楽しむのも、宮城の冬の楽しみ方の1つと言えます。


焼きはぜ

焼きはぜ


[12月頃]

伝統的な仙台雑煮に欠かせない焼きはぜは、一度焼いてから燻製にするのが特徴。 石巻市長面湾に伝わる製法で、だしを取った後に丸ごと雑煮の具として使います。 最後にイクラを添えれば見た目にも豪華な仙台雑煮の完成です。 日本で初めてスローフードの「味の箱舟(ARK)」にも選ばれました。
※「味の箱舟」とはこのままでは消えてしまう伝統的な食品・食材を、世界的なガイドラインに沿ってリストアップする国際的なプロジェクトです


仙台雪菜

仙台雪菜


[12月〜2月頃]

小松菜に似た肉厚で丸みを帯びた葉っぱが特徴の仙台伝統野菜。 宮城の厳しい寒さに耐えた仙台雪菜にはほろ苦さの中にも甘みがあり、これは霜にあたることで自ら糖分を作り出す仙台雪菜の特徴です。 寒ければ寒いほどおいしくなり、漬物やお味噌汁だけでなく、炒め物や煮びたしなどにしてもおいしい。


仙台白菜

仙台白菜


[11月〜2月頃]

大正時代に誕生した仙台の伝統野菜。その特徴は何といっても柔らかさ! 漬物はもちろんのこと、サラダにしたりキャベツの代わりに白菜を使ったロール白菜にしたりとレシピの幅は無限大です。 2011年の震災後は塩分濃度の高くなってしまった畑でも栽培できたことから、復興のシンボルとして栽培プロジェクトも進められました。


仙台せり

仙台せり


[11月〜3月頃]

根っこまで食べられるせり鍋の人気で注目されている仙台せりは、宮城が生産量全国一位。 名取市が産地として知られ、シャキシャキとした歯ごたえと、さわやかな香りが特徴です。 お鍋の他にも和え物やお味噌汁にもピッタリ。根っこは天ぷらにするとほくほくとした食感が楽しめます。